買い付け2.5

買い付け2.5

どうもこんにちは。バイヤーの小畑です。

先日タイに10日ほど買い付けに行って来ました。

このブログが出来てから初めての買い付けだったので、そのログを書き残しておこうと思います。

魂の買い付け紀行。と言えるほど時系列を追って書くことはできませんが、エッセンスをお届けできればと!



まず初めて使ったローカルな雰囲気の空港に降り立つと、そこにただよう匂いと生活感(あまり得意ではないが秒で慣れる)に、この国に戻ってきたことを実感させられました。

初日から当然張り切りスイッチオンしてますので、一度ホテルにチェックインしてシャワーを済ませると、すぐにマーケットへGOしました。

そこで早速思いましたね。

高けーなと笑



円安と古着の高騰のダブルパンチでございますよ。

こんな話は古着好きの皆さんには聞き飽きた話だとは思いますが、高くなるスピードがやっぱり半端じゃありません。

前回来たときより明らかに高いって普通に怖いす、、そんなに前の話じゃないですよ?



こんな時代の風を受けて、いつの間にか古着は、「安くお洒落ができるもの」から、「昔のものだから高くて当たり前」という位置にしれっとスライドしましたよね。

我々としては、どっちの価値観もわかるけど、それなりの値段でめちゃくちゃに楽しみたい、という思い以外にはないわけですよ。
どうにかならんもんですかね。



こういう文句を言うのも大切ですが、まあ現場はそれを言っても始まりませんので、とにかく動きまくりました!

今回の買い付けの唯一の救いは乾季なことで、前回のように灼熱の中での買い付けによって、熱中症で死にかけるみたいな事はなかったです笑

ただ、pm2.5のアラートが鳴りまくっていて、またそういう時に限ってバイタク(バイクタクシー)を使うシチュエーションが多く、外気に晒された喉は案の定やられました。
結局自然の猛攻を受けることに変わりはありませんでした。

おまけに言うと、自分はお腹が弱い為、買い付けの際は飲食に気をつるのですが、結局毎度飲食が原因で体調をやられます。

でもそれももう慣れたもんで、まあ3日も経てば耐性がついて元気になるので、これを乗り越えて毎回ようやくスタートって感じです...笑





それで肝心の買い付けなのですが、実はこれまでとは変化が欲しいと思っていました。

というのも、これまで何度か買い付けに行ったことで、反省点・改善点がクリアに見えてきていたのです。

要はもっと純度を上げたいということでした。

もともと貧乏性というか、買い物下手なところがあって、安かったらそんなに良くなくても買ってしまう癖がありました。

でも結局そういう服は売れ残るし、あるとテンションが下がります。

ですから今回は、何を買うか以上に、何を買わないかの判断を重要視しました。



でもそれを言うは易しで、そもそも気に入った服を見つけること自体が大変な作業なわけですから、今までと同じまわり方をしていたのでは、買える服の量が減るだけです。

そこで今回は今まで行った事のある場所に加えて、ディーラー、ショップ、マーケットの様々な未開拓地に行ってみることにして、これが功を奏しました。

血眼になって何を買わないかを選びまくり、喉をガリガリにしながら値段の交渉をし、たくさん歩き回りましたが脚はもともと丸太と同じ太さでした。

結果予算もしっかり使い切って、純度1000%。

買い付け前はナーバスだったので、はあ、一安心。と言ったところですわ。



PS

前回の買い付け中に知り合ったタイの古着屋の子に、友達の誕生日会があるから来なよと誘ってもらい面白そうなので参加。

日本人は僕だけで、英語もタイ語も話せないのでコミュニケーションの手段は翻訳ツールとバイブスのみ。まあなんとかなりました。

カラオケバーみたいな所に連れてってくれて、タイのフェイマスなソングを歌ってくれました笑





良い思い出になったし、ビンテージの龍のステッカーを御守りで頂いたので、キャップに付けていたパラッパラッパーのピンズをお返しにプレゼントしました。











追記

どうもオーナーの榊原です。

えー、今回のブログはいかがでしたでしょうか?

実はこれ、はじめに小畑くんが提示してくれた文章に対して、私の手による大幅な加筆修正を加えて完成したものになります笑

店と同じく共同作業ですね。

しかしあまり聞いたことのない手法といいますか、普通はやっていたとしても、公言することがタブーなのかもしれません笑

まあ変な誤解が生まれないようにと、そのほうが面白いからという理由でお知らせさせていただきました。

ってそんなことよりも買い付けですよね。

今回は本当に素晴らしいです。
長年願っていたような買い付けをついにしてきてくれた、と感じています。
ジャンルの幅を広く持ちつつ、高いクオリティのものを厳選する、という我々の理想にかなり近づけてくれました。

ここで言うクオリティとは、単に品質のことでも、ブランド価値と強固に結びついた評価とも全く違います。

それは、その服に見出せる固有の文脈と、デザインの輝きのことです。
まあ、心を開いて、懸命に見る人にはわかるはずです。

とにかく小畑くんはよくやってくれました。

商品はぞくぞくと店頭に並びはじめていますので、是非実物を見にいらしください。

それではまた。


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